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優勝者は宇多田ヒカルとカラオケができるMyspaceカラオケのweb2.0マーケティング

宇多田ヒカルカラオケMyspace

 

もうすっかりweb2.0という言葉を聞かなくなりましたが(死語?)、口コミ的なマーケティングでアルバムの売り上げを着々と上げているのが日本のUtadaこと宇多田ヒカルです。すでにitune先行で全米リリースしていますが、CDアルバムの全米発売日は5月12日ということもあってアメリカと日本の2カ国?で同時に「KARAOKE」コンテストを開催し、ユーザーを巻き込みながら宇多田ヒカルとMyspaceの知名度アップを図る計画です。

 個人的にはマライアとかマドンナのように少し上品路線で行って欲しかったのですが、彼女の性格からか「カラオケパーティ」という手法になりました。CDセールス日本歴代1位(ファーストアルバム800万枚)を記録している宇多田ヒカルですが、日本では考えられないプロモーションをアメリカで行っており、朝のワイドショーで歌ったりと、日本の演歌歌手のような地道な活動でライヴ活動を続けています。

 ですが、バックグランドがユニバーサルミュージックですから、ちゃんと計算があるようで、世界一の音楽サイトといっても過言ではないMyspaceでのプロモーションで確実にユーザーと宇多田ヒカルの距離を縮め、ファンを獲得しているのは注目に値します。この辺は非常にアナログなのですが、アメリカはなんと言ってもブログ天国でもあり、国民の検索レベルも日本より遥かに先に行っているのが特徴で、とにかく情報が早いのではないかと思います。

 日本では未だにテレビからの情報収集が主流で、avex系のアーティストなどが日本でのポップシーンをリードしていますが、アメリカはまた違った戦略でないと今の時代成功できないのかもしれません。

 以前このブログで宇多田ヒカルとYMOの違いはマーケティング力と資金力。国内海外でヒットを飛ばす要素とは?という記事を書きましたが、ユニバーサルミュージックのweb2.0マーケティングが成功するのか気になるところです。

宇多田ヒカルのカラオケプロモーションサイトはこちら→http://karaoke.jp.myspace.com/music/utada

宇多田ヒカル5月12日発売全米版CD「This is the one」の予約はこちら→This Is the One

 

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音楽著作権で食べている人は2012年以降食べれなくなるかも。エイベックスやソニーなども理解しているのでは?

皆さんはituneとか通常のCDショップで音楽を購入しているでしょうか。結構日本って他国に比べて高いことをご存知でしょうか。

 MP3が普及した今、私の場合海外で楽曲を買うことがあり、ロシアなどではアルバム1枚150円とかになります。

 例えば先日友人にBoAのベストアルバムが欲しいと言われ、英語圏では150円で買えたりします。

そのページがこれ→http://mp3shopcart.com/Album/2111847/BOA/Best_of_Soul_EP_/download-mp3/

ロシアのどっかの有名なサイトであれば洋楽が1曲10円から買えますし、東南アジアなどは日本の曲が人気ですから、タイや台湾当たりでは日本より安く買えるとアメリカ人から聞いた事があります。

 ですが、何かの記事で2012年以降の音楽著作権の話を見ましたが、結局ナップスターに戻っていくのではないかと個人的には推測しています。つまり、無料ということです。(ナップスターについてはこちら→Napster)

 昨年だったでしょうか。今はもう捕まってしまいましたが、小室哲哉などが所属していたmf247という新しいビジネスモデルを2ちゃんねるのひろゆき氏が買い取ったのは記憶に新しいです。

 このサイトは元々、小室哲哉の相談役であった丸山茂雄氏が始めた事業ですが、無料で楽曲を配信し、それをビジネスにしていくという通常の音楽レーベルではやっていない試みを実験していました。私も何曲か買いましたが、無料から有料に導くビジネスモデルは今後増えていく可能性はあると思っています。

 ですが、究極的には無料で楽曲を配り、他から収益を得るビジネスモデルが主流になっていくのではないかと見ています。事実、mf247を売却した丸山氏は

「歩行者天国では実はバンドはまったく儲かっていなくて、儲かってるのは焼きそば屋とかホットドッグ屋。だから僕たちは聴く人からお金を取るつもりはないし、ミュージシャンから貰っている審査料も、そのうち撤廃するかもしれない。だから焼きそば屋とかで儲ける仕組みを作ればいいんだよね」

参照:mF247の丸山茂雄さんが考えた「焼きそば屋的Web2.0ビジネス」(下) (1/2)

 つまり音楽を無料にし、回りのコンテンツ、祭りで言えば屋台などのテナント収入で儲けないとアーティストは食べていけないということ丸山氏が指摘していたのは当時としては衝撃だったのを覚えています。彼自身も長年ソニーなどでレーベルを立ち上げビジネスをしてきましたから、最終的に無料に向かっていくことを理解していたのではないかと思うのです。

私のブログを見ている方はご存知かと思いますが、資本主義社会は限りなく無料に向かっていくということを言ってきましたが、日本の激安戦争も1つのプロセスではないかと思っています。

 おそらく大手のソニーやエイベックス、東芝EMIなどはとっくにこのことに築いているのではないかと思うのです。

 楽曲を製作し、店の店頭に並ぶまでいったい何人の人間を通さなければいけないのか。その結果アルバム価格は3000円という海外では考えられない高額な値段が日本では「当たり前」になってしまったのです。

 日本人が「常識」と思っていたもの。実は結構「非常識」だったりします。

関連書籍:音楽未来形―デジタル時代の音楽文化のゆくえ

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